↑これぞ南国タイのチャーハン!海老、パイナップル、ナッツが目いっぱい入って、濃厚です。
ハーブやスパイスに負けない、そしてなんとカレーにも合うワインがあったのです。
一口飲めば、その力強さと、湧きあがるような旨味に驚きます(お世辞じゃなく、これ本当)。
オーストラリアワインヤルンバが待望の日本上陸です!
160年以上の歴史があるオーストラリア最古の、しかも家族経営のワイナリーで大切につくられているこのワイン。
家族経営だからといって、ほのぼのでアバウトなんて思ったらとんでもありません。徹底した完璧主義のワイナリーなのだそうですよ。いいものを創り出すためには、手間も暇も惜しまない職人主義ですっ。
そのヤルンバの中で、特に世界的に評価が高いのは、ヴィオニエ種というぶどうの品種からつくられている「ヤルンバ ワイシリーズ ヴィオニエ」です。
ヤルンバと聞いて、トマ子がラテンのような、土臭さのようなイメージがするなぁといったら、サントリーの方が「ヤルンバとは、原住民の言葉で『すべての土地』という言葉だからかもしれません」とおっしゃっていました。うーむ、なるほどなるほど。
あ、申し遅れましたが、トマ子がこの素晴らしいワインを独自に見つけたのではなく、サントリーさんから教えていただいて、このワインに巡り合ったのでございます。
サントリーからのご招待でうかがったのは、目白にオープンしたばかりの
White Jasmine ホワイト ジャスミンという名のタイ料理のお店。
本場のタイ料理、日本で食べられるとは思わなかった。このお店、かなり本場の味に近いとトマ子は感じました(タイは好きで、過去に4回くらい行ってます)。
タイ料理といえば、甘辛でハーブたっぷり、お野菜たっぷりなお料理。
お通しのココナッツミルクスープからして、おかわりしたいぐらいの味。
生春巻きは、当然注文。トマ子の大好物。毎朝食べたい。
お野菜はシャキシャキ、海老もプリプリでした。
青パパイヤとアボカドのソムタム。やはり、タイ料理には青パパイヤのサラダが欠かせません。
「白ワインだとタイ料理のスパイシーさに負けちゃうのでは?」思いましたが、ヤルンバは負けていません。というよりも冷やしたヤルンバは、少しずつ温まるうちに香りと味が華ひらき、どんどん主張してくる驚きのワインなのでした。
こんなワイン、初めて飲みました。
タイの伝統的前菜ミャンカムには、女性を綺麗にするハーブがふんだんに入っています。女性はオーダー必須!!
ソースはタマリンドソース。
レモングラス、ココナッツの乾煎り、ピーナッツ、赤玉葱(小さくて可愛い!)、ショウガなどが入っています。葉っぱにくるんで、ソースをかけてお召し上がりを。
スリランカのカレーも好きだけど、タイのカレーは甘くて美味。
海老のパッ・ポン・カリー
そして、トム・ヤム・クン(海老)。クンってタイ語で海老のこと。サービスしてくれたタイ人のウェイトレスさんが教えてくれました。ふーん、知らなかったなぁ。
海老とブロッコリーの炒め物。タイ料理には海老がふんだんに使われます。
ここでヤルンバの赤も飲んでみます。
ヤルンバ ワイシリーズ シラーズ/ヴィオニエ2013
タイ料理のスパイスとハーブの美味しさもさることながら、ヤルンバの豊かな味わいが後半どんどん出てくる、ミラクルワールドです。
タイ料理っぽいイメージではないけれど、ホワイトソースがワインにピッタリだったお料理です。メカジキのタイ風クリームソースがけ。
タイ料理以外にも、エスニックやカレー、スパイシーな料理に合うヤルンバ。