↑白ワインにピッタリだった、甲斐サーモンのマリネ ハーブサラダ仕立て
~資料館とワイン飲み比べ記事の続きです~
もっとワインを味わいたいと思っている面々を、「(帰り)時間の制約がありますから、次行きましょう」と、サントリー社Cさんがきっちり管理。
我々はまたバスに乗り、ワインと料理の素晴らしいマリアージュへと向かうのでした。
っていうか、トマ子は個人的には ワインと料理のマリアージュ って言葉、使いたくなんですけどね。こっぱずかしいっていうか、性に合わない。
日本人で、これを素でつぶやいて似合う人物、少ないと思うよ~。
さ、話はそれましたが、登美の丘ワイナリーからほど近いイタリアンでお食事です。
向かう先は、イタリアンレストラン カンパーナ
もう、みんなこの時をどれほど待っていたか。やはり、実際にお料理と合わせてみないとね。
玄関に到着したけど、あれ、まだお店が見えない。
ちょっと進んだら、やっと見えました。広いなぁ。
こちらは、敷地内にレストランだけでなく木造建築のキングズウェルホールやイングリッシュガーデンもあるそうです。だから、とっても広い。
お天気だったら、お庭巡りも楽しそうです。
中に入りましょう。
地元でとれる食材を使い、日本ワインを味わうメニューです。シェフから料理の説明がありました。
マリネされた酸味を、白ワインが包み込むような感じです。美味しい。
フォアグラのソテー武川米のリゾット添え マルサラソース
これには塩尻メルロを合わせましょ。
地元のお米武川米の程よい硬さと、フォアグラの柔らか。そしてマルサラソースをつけて、食べて赤ワインを飲む。生臭さが全くなく、ワインもフォアグラも美味しさの余韻が残ります。
ほほう。
ご一緒してくださった、登美の丘ワイナリーの渡辺ワイナリー長も、料理とワインのハーモニーを嬉しそうに話してくださいました。みんなからの質問にも答えてくれました!
トマ子は、「渡辺さんも『神の○』にあるように、飲むと蝶とかが飛ぶ風景が浮かぶのですか?」と、聞いてみました。
渡辺さんは、「それはないけど、(ワインを飲んだり、つくってきて感じたことが)積み重なって、ある日、ワインを飲んだときに『これか!』と分かる、あるいは『ブワッ』とくる瞬間がある」と、言ってました。真実味があるお言葉です。
ロゼがぴったり。ロゼって、どんな料理にも合うなぁ。
すこしコッテリした料理にも、このロゼは負けません。もっと日本にロゼを広めたいなぁ。
メインがきました。
甲州牛リブロースのグリル 赤ワインソースとロックフォールソース
岩垂原メルロを注ぎます。この重厚感あふれる料理にも、岩垂原メルロはきちんと答えてくれます。
と、ここでうっとりしていたトマ子たちに、ビッグサプライズが!!!
ワイン通もなかなか飲めない、垂涎のワインをサントリー様が私たちにふるまってくださいました。
それは、泣く子も黙る「登美 レゼルヴ スペシャル 1997」。1997年は世界的にもビッグヴィンテージと言われている年なんですって。そして2009年に販売した時は、今回私たちが飲ませていただいたマグナムボトルはたった300本しか販売していません。
こ、こ、これはっ。
まったくもって、ほとんど味わったことがないうまさ。
ワインを舌に乗せた時の芳醇な広がりが、他のワインを寄せ付けません(本当なの)。くにろくさんが何度も「これは美味しい。これはうまい」と、つぶやいてました。
デザートもいただき、幸せな一日が終わりました。
帰りはまたあずさに乗って、みんなで東京へ。
今回お世話になったサントリーの皆様、イケメンの渡辺ワイナリー長、レストランの皆さん、本当にありがとうございました。
10月にでも、また登美の丘ワイナリーへぜひ行ってみようと思います。収穫間近の葡萄の成長が楽しみです。
では!
こちらに乗っているワインを買いたい方は、
登美の丘ワイナリー 記事①「最高賞受賞 登美の丘ワイナリーへの旅 葡萄畑とあま~い一粒ツマミグイ編」
登美の丘ワイナリー 記事②「受賞ワイン飲み比べと資料館編 最高賞受賞 登美の丘ワイナリーの旅」