一昔前までは、焼き鳥店といえば若干小汚いが炭火の煙が漂い、うまくて安い焼き鳥と酒をワイワイ楽しむ雑踏のような雰囲気が思い浮かんだものです。
この頃では焼き鳥屋もグッとお洒落になりまして[E:heart01]、デートで使うこともあるそうな。
このたびサントリーの企画で訪問したお店 地鶏焼とりや も、そんなお店です。
階段を降りて地下へ行くと、落ち着いた照明にBARのような空間が広がっていました。
このお店に行く直前までホロニガくんと喧嘩をしていた(トマ子が忙しすぎて八つ当たりをしていた)私の、高ぶった(イラついた?)感情を、そっと鎮めてくれるかのような雰囲気です。
ふーむ。ほの暗いところがいいのぉ。
ささくれた神経が休まります。
席につき、まずは一杯目を注文。
「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームをください」
思えばこのネーミング、ものすごい特別感あり。プレミアムとマスターズにドリームですよ、とかぼーっと考えつつ、運ばれてきたマスターズドリームをとくと見る。
泡がいいね~。今日の泡度、98点!
丁寧に造られたこのビールをコクコクっと飲むと、心が落ち着いてきました。本物は人の心に響くものです。冷たいビールが喉に心地よい。
お通しは、焼き鳥屋ならではの大根おろし!
厳選炭火焼鳥7本セットを頼みます。秋田高原比内地鶏の炭火焼鶏ですからね。もう、見るからに柔らかそうでボリュームがあります。
もも正肉やネギ間、さび焼きなどなど。レモンをきゅっと絞って、豪快にモグモグと食べます。脂もあるのにクセがない。皮はパリッと香ばしい。
ミシュランガイド東京2015ビブグルマンを獲得しただけあり、そんじょそこらの焼き鳥とは違います。香り、食感はコース料理のメインを食べているようです。
フルーツトマトとモッツァレラのサラダも頼んで、お口をさっぱりと。
わさびがピリリと、鼻に抜けます。ささみわさびにビールは相性がいいですねぇ。
もつ煮込みは臭みもなく、女性にも人気です。
レバーパテに、親子丼。どちらも濃厚な地鶏のうまみが味わえます。ワインもいいかも!
比内地鶏卵の自家製プリン。フルフルと柔らかく、スルッと口に入ってくる~。
おにぎりも食べたのです。完全に食べ過ぎ。お腹がパンパンになって、動きがスローになるトマ子でした。ホロニガくんもそんなトマ子を見て
「食べ過ぎじゃない?ちょっとおかしいくらい食べてるよ」
その通り。
だって、とっても美味しいんだもん。
焼きおにぎりまで食べて、イブリガッコをかじりつつ満腹な私。
パークハイアットのそばにある、隠れ家風の焼き鳥屋さん。人気店ですので、ご来店の際は予約を忘れずに。プリンも食べてみてね~。
ではまた~。