天然プチトマ子

毎日のんびり、ほっこり過ごそう

トマ旅in南米ペルー最終回⑤ お宅拝見。そしてプーノへ

<今日の一枚>
プーノという町へ行く途中に、今回の旅の最高地点ラ・ラヤ峠を越えました。標高4,335m。空気はさすがに薄い。空の色、山々の神秘的な雄大さに目が奪われます。空気まで神々しく感じる。
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よっこらっしょっと。今日はトマ子、ヨーヨー担いで、バス[E:bus]に乗りました。クスコからラ・ラヤ峠を越えて、プーノの町に巡業へ行く予定。

途中で小さな町にバスが止まり、トイレ休憩だとのこと。ちょっと間でもヨーヨー売ろうと、トマ子、バスの周りをチョロチョロ。すると、目の前のおばちゃんと目がばっちり合った!!うぬぬ!商売敵(がたき)[E:thunder]!か?

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おばちゃんは屋台を営み中。その隣では山盛りフルーツが。売り物です。

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さて、再びバスへ乗り込み、プーノに向かいます。ところが、ここでちょっと農家のお宅を訪問する機会ができました。あとで写真を見ると、家全体の写真は撮ってなく、その家のおもてなしのご飯の写真を中心に撮っていました[E:bleah]。あまり、お宅の様子が伝わらないかも。

まず、家の外で買っているクイ(モルモット)[E:shine]。これ、ペルーでは食用にもなるんだって。この家では食用ではなくペットで飼っているそうな。しかし10匹くらいいたよ。本当は食べるんじゃ・・・・と、怪しむトマ子。

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庭には鳥もいたので、追いかけて撮影しました。足が速いんだ、コイツ!待って~っ。ゼエゼエ。これもペットだか、家畜だか。

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このお家では、食べるものをたくさん用意して待っていてくれました。

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ゆでたジャガイモ、乾燥トウモロコシなどなど。白っぽい石のような塊は、それを水で溶いて練り、じゃがいもなどにつけて食べるみたい。見た目は、まるで白い粘土・・・。胃に良いと言ってました。試しはしましたが味は・・・・・・・うーん・・・・・・・・(ご想像ください)。

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出来立てのチーズも振舞われました。美しくてフレッシュ。何切れも食べちゃった。うま~!おや、何か作っているぞ?

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揚げ物をしている様子。煙そう、熱そう。大丈夫かな、と待っていると・・・

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じゃーん。揚げたてフリッター?[E:heart01]美味しいな。ついでに、せっかくなので娘さんの部屋を見せてもらいました。すると、壁には色鮮やかなスカートたちがかけてありました。

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このブログの最初のほうで屋台のおばちゃんと、お客さんが写っている写真がありましたが、あそこに写っている人々はこのような真新しい洋服を着てはいませんでした。貧富の差が大きい国です。都市の人々は欧米のような生活スタイルや格好をしていますし、山の上に住む人々は伝統的な帽子とフレア?スカートの民族衣装を身に付けて、昔ながらの生活をしている傾向がありました。

お宅訪問をした農家は都心にある家ではありません。けれど、観光客に家を披露したりして収入を得ているからこそ、このようなスカートなどを買えるのだと思います。

ガイドさんの話によれば、高所に行けば行くほど取れる作物も少なくなり、収入も少ないがゆえに教育のために都市に行くこともなく、文化的な生活(電気、ガスを使い、パソコンやテレビのある生活)からほど遠くなり、それらの集落は孤立。その地域でのみ話す言葉しか分からないという集落もあるとか。そのため下の都市に働きにも行けず、ますます貧しくなる という負のスパイラルがあるそうです。

さて、トマ子はこの後プーノの町に行き、チチカカ湖にも寄りました。そしてトトラと呼ばれる葦で作った巨大な人工の浮き島ウロス島にも巡業に行きました。陸から船で行くのです。

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なんと、ウロス島は観光で潤っていてお金たんまり。太陽光発電[E:sun]の装置などもあるのです!びっくりですよ。電気使ってます。葦の上に住んでいるからといって、昔ながらの生活していると思ったら大間違い(笑)←家によるとは思いますが。

ウロス島といいますが一つの島ではなくて、何家族かが一緒に生活している小さな島々がたくさんある水上集落のこと。たとえば一つの島で何か揉め事などがあった場合は、この人工の島を切って分け、別々に住むそうですよ。面白い!

旅も最終地点となりました。最後の写真はホテルから撮った夜明けのチチカカ湖。トマ子の南米旅、読んでくれてありがとう~!では、またね~。

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