おはようございます。
昨夜の台風[E:typhoon]で、トマ家は吹っ飛ぶかと思いましたよ[E:coldsweats02] いやー、すごい風でしたね。
皆様はご無事でしたでしょうか?あの強風では、屋根が飛ばされてもおかしくありませんね。怖い怖い。
ところで、一度ハマると、とことん?追求型のトマ子です。
川島先生とサトウサンペイさんの「食べ物さん、ありがとう」(朝日文庫)を読んでから、毎日、青野菜が食卓にのぼる(トマ子が出しているのですが)ようになりました。煮干も佃煮にして、カルシウムも摂取しております。うちカルシウム不足だったからな~。
そして、青野菜の代表格である小松菜を調べ始め、ついに江戸川区に小松菜探しの旅に行ってしまいました(笑)。
いや~、楽しかったです。また行きたい。
トマ子は現在文京区在住なのですが、江戸川区へは、ほとんど行ったことがありませんでした。しかし今回行ってみて、江戸川区民の方が羨ましいと思いましたよ。
小松菜の旅(というか散歩)については、後日、写真付きでブログに載せますのでお楽しみに。
さて、話を戻します。
小松菜を調べ始めたところ、わかったことがありますのでご報告。
<小松菜の歴史>
江戸川区のホームページには、
「小松菜の元となった野菜は奈良時代から平安時代に中国から入ってきたもの。原種は、南ヨーロッパの地中海沿岸、北欧のスカンジナビア地域などで確認されている。江戸(江戸川区)に伝わったのは鎌倉時代で、名前が示すように小松菜の発祥の地は江戸川区で、徳川将軍が名付け親といわれている」。
とのことです。
ここからは、トマ子がサラッと調べた伝承ですが、
この徳川将軍というのは徳川吉宗(8代将軍でございますね)であり、鷹狩りで江戸川区小松川に立ち寄った吉宗へ、地元の人が青菜を献上し、これがとても美味だったために名づけたと言い伝えられています。
<出回っている小松菜の実態は!>
一般に出回っている小松菜は、近年、中国野菜のターツァイなどとかけあわされたものです。江戸川区で古くから作っている小松菜とはちょっと違うそうです。
違いは
かけ合わせた小松菜・・・・・・1週間くらいシャンとして元気
伝統的な小松菜は・・・・・・・・2日くらいで萎れちゃう
わかりやすいですね。売る側としては、かけあわせた小松菜のほうが萎れにくくて売りやすいってなわけです。
でも、伝統的な小松菜(伝統小松菜とかいう名前でも売られています)は、[E:shine]やわらかくてシャキシャキして美味しいです[E:shine]。
まあね、こだわって「伝統小松菜しか食べない」とすると、難しいので、八百屋さんで普通に売っている小松菜でもいいし、本家本元の江戸川区に行って小松菜を買ってくるのもいいのではないでしょうか。小松菜は、ビタミンCや葉緑素だけでなく、ほうれんそうの5倍のカルシウムです。
ところで、
この江戸川区の小松菜のように、江戸時代には近郊で取れる野菜を人々は食していました。それが「江戸東京野菜」です。文京区は駒込なすが有名です。
亀戸大根、練馬大根、東京うど・・・・ほかにもいっぱいありますよ。滝野川ごぼうなんていうのもあるそうです。
最近注目の江戸東京野菜。東京にも伝統的な地場野菜がたくさんあるのは嬉しいかぎり。
昔からの種を使っている野菜は少し苦味があり、苦味は口に入った瞬間から唾液が出されて消化を助けるので、体にもとてもいいのです。
小金井市のホームページも江戸東京野菜について触れています。また早稲田大学・地域住民・企業・NPOの協働による気仙沼復興塾のページも地名がついた野菜を掲載していました。
では、またね~。最後まで読んでくれてありがとう。