昼から暑くなってきました。午後もお仕事頑張りましょう(自分に言いきかせるトマ子)。
今日は家庭菜園の種(タネ)のお話。
トマ子の家では、1日に石灰を撒きまして、これから種を植えるのです。
そういえば、
若杉ばあちゃん こと、若杉さんがしきりと「F1の種はダメ」と書いていらっしゃるので、トマ子も調べてみました。
検索すると、出てくる出てくる、F1のタネのことが!日本シードマイスターネットワーク事務局のサイトを見つけたので、リンクしておきますね。詳しく書いてあります。
つまり、
タネには2種類ありまして、それが「F1のタネ(一代交配種)」 と「固定種(在来種のタネ)」です。
<F1のタネとは>
日本シードマイスターネットワーク事務局さんによりますと、日本の農業は戦後、大きく変わり、そのもっとも大きな変化のひとつが 野菜や穀物のタネの扱い だったそうです。
F1の説明部分を引用いたしますと、
「F1(一代交配種)とは、異なる品種の掛け合わせでできるもので、
その土地の環境や風土とはまったく関係なく、日本全国で同じような色、味、カタチの作物ができるよう操作されたもの
であり、農薬や化学肥料で育てられることを前提としたタネなのです。まっすぐなキュウリ、粒のそろったナスや長さのそろった葱は、ほとんどがF1です」
「しかし、F1のタネは自家採種(できた作物からタネをとること)されても、親とは全く違う作物になる場合が多く、そのために農家は毎年、新しいタネを買うことになります。」
このF1のタネ、便利ですが、やはり自然のタネ(固定種のタネ)とは違うようです。
タネの重要性を訴える、石井さんのお話がこちら。
アトピーなどのアレルギーに関係しているのではないか、なんて興味深いです。
また、一時期アメリカでミツバチが大量にいなくなりましたね。あれもF1が絡んでいるのではとの噂があります。
F1は大量生産には便利ですが、その反面マイナス部分もあるようですね。
<固定種(在来種のタネ)を家庭菜園で使おう>
一方、固定種(在来種)は、原種(遺伝子操作などをされていない、自然種に近いタネ)を使って、同じ土地で10年以上、栽培されてきた作物のことだそうです。
できの良い作物からタネを採り、次の年も同じ土地でその作物を作る。このように育てた作物からタネを採ることを
『自家採種』
と呼び、この作業を何年も続けていくうちに、その土地に適した遺伝子が残って、段々とおいしい野菜や米が採れるようになるのです。
家庭菜園で無農薬の野菜・果物を作ろうとすると、F1のタネだとうまく作れない場合があります。
というのは、「F1には、いつごろどの農薬を撒いて、いつごろどんな化学肥料をいれたらいいかという情報が、すでにタネの中に組み込まれている」ためです。
なるほどね~。
固定種は、体に良くて、野菜の持つエネルギーが豊富[E:lovely]だそうですよ。
何より、美味しいと感じる人が多く、有名レストランのシェフが固定種の野菜を手に入れて作っていることも、よくあります。
ぜひ、家庭では固定種の種を使いましょう。固定種はF1に押されて、今や絶滅の危機です。
トマ子も、伊勢ピーマンと滝の川ごぼう、作ります。在来種の小松菜の種も探し中。
では、また。
おまけの一言:今日は 相模半白きゅうり を食べました。糠漬けにしたら、とっても美味しい。