コテツ店主「いらっしゃい」
↑(階段をカウンターに見立てて)
コテツ「コテツ猫食堂にようこそ。春だね。窓辺の桜もほころび始めたよ」
コテツ「あれ、トマ子さん今日は顔がむくんで・・・じゃなくて、疲れてるよ。働きすぎじゃない?僕みたいに昼寝足りてる?まだまだ寒いから、おでんとか食べる?」
トマ子「コテツくん、猫なのにお料理ができるんだ。すごいね〜。じゃ、ちくわににんじん、大根にしらたき、あと山芋と鳥つくねお願い。カラシもつけてね。お酒は氷抜きのハイボールで!」
コテツ「はーい、どうぞ。ペロンペロン。ん、味はok!僕はコタツで一休みするから、なにかあったらコタツ布団めくって声かけてね〜」
トマ子「はーい(・・・今舐めてた、おでんを舐めてた・・・)」
コテツ「あ、そうそう、その鳥つくね、僕の肉球でよ〜くフミフミしたから美味しいよ」
トマ子「・・・」
コテツ「じゃ、おやすみ」
ともあれ、飴色に煮上がったおでんは、しみじみ美味しかった。
また来ようかな、コテツ猫食堂。