↑大きなハタハタの一夜干し。頭からガブリと食べて、日本酒をゴクリ。たまりません。
実は、わたくし祖母の家は秋田でして、子供の頃からおばあちゃん家や実家の母が作ってくれたきりたんぽ鍋を食べて育っております。
祖母の家では、囲炉裏(いろり)にてお米をお箸に巻きつけた自家製「きりたんぽ」をこんがりと焼き、それを鍋に入れていました。懐かしいです。
祖母の家では、囲炉裏(いろり)にてお米をお箸に巻きつけた自家製「きりたんぽ」をこんがりと焼き、それを鍋に入れていました。懐かしいです。
結婚した今でも、きりたんぽ鍋が食べたいので自分でせっせと作る大好物な料理の一つですが、芹(セリ)が入ってくる時期が短いのよね~東京は。ブツブツ。
さて、大門駅で降りて交差点を渡ってすぐの場所に「秋田きりたんぽ屋 浜松町分店」はあります。扉を開けると、そこは北国秋田の民家さながらの空間が広がり、秋田民謡が流れていました。
前菜には、プチプチが嬉しい、とんぶりとろろ月見添えや、
温奴みぞれ餡かけ、ネバネバが体に良い海藻ギバサなどが並びました。
お刺身も出て、ビールを二杯ぐらいいただいた後では秋田の銘酒も続々登場。
いろんなガッコも出てきました。
ガッコとは漬物のこと。お皿の左上のいぶりガッコが一番有名ですね。それから、下の真ん中と右にあるのは、「ちょろぎ」です。トマ家でおせちの黒豆の上にいつもちょこんと乗っているちょろぎは梅酢に漬けている方。赤くコリコリとして美味しいんですよ。
ハタハタの天婦羅は初めて食べました。穴子っぽいような食感でおいしいなー。
お酒もほどよくまわったところで、今日のメインきりたんぽ鍋が出来上がりました。
湯気がブワッと、グツグツとゴボウやセリの良い香り。あまり煮るときりたんぽが崩れますので、ほどほどに煮て熱々を食べます。
うーん。やっぱり美味しいです。ひと冬に何度も食べたいきりたんぽ鍋は秋田の誇れる郷土料理。
サントリーさん、ブロガーの皆さま、お疲れさまでした。そしてご馳走さまでした。楽しくて体があたたまるきりたんぽ鍋を、皆さんもぜひこの冬食べてみてくださいね。