天然プチトマ子

毎日のんびり、ほっこり過ごそう

鮮度と素材がピカ一のフレンチ 江戸前ビストロ EDOGIN

また一つ、お気に入りのフレンチビストロが増えました。

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↑ホットアップルパイ アイスクリーム添え

その店の名は、サントリースペインワイン「ビオンタ」の企画で訪れた

江戸前ビストロ EDOGIN」

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新橋の、両側にびっしりと飲み屋さんが並んだ通りを抜けた、ひっそりした一角にあります。

2階だし、よく見ないと見逃しちゃいそうな小さなお店なんです。

★どれも美味しくワインがすすむ料理

よく冷えたビオンタを頼むと、一緒にお通しとしてフランボワーズのビネガーソースにつけたタカベのマリネが出てきました。甘酸っぱくて、ワインに合います。

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続いて、いさき、目鯛、ひらまさが入った鮮魚のカルパッチョ。さっぱりしているけど、コクも脂もある魚たち。

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お勧めですとお店の方に言われた海老クリームコロッケアメリケーヌソースは、ビストロならではのサクサククリーミーなうまさ。バゲットが一緒にでてくるので、ソースも絡めて召し上がれ。

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ハワイアンが流れる店内は、どこか懐かしいようなほっこりとした雰囲気。なぜだろうと上を見上げると、そこにはドーンと古い木の看板と写真たち。なんだか歴史がありそうなお店だぞ。

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実は、このお店のオーナー・鎌田高生さんは4代目。この日も満席のお客様のサービスがひと段落した時に、少しお話しを聞くことができました。

★初代は魚屋さん

初代は明治41年に新橋銀座口に「江戸銀」という名の魚屋さんを開店させた銀次郎さん。現在のオーナー鎌田さんによると、当時の魚屋さんっていうのは単に魚を売るだけ、さばくだけではなく、「煮つけにして」「たたきにしておいて」などというお客様のご要望にも応じ、軽く魚を調理したものも提供していたそうです。

その後、やはり美味しかったからでしょう、段々と評判となり、ついに2代目久江さんが新橋2丁目で割烹「新ばし江戸銀」と、旅館をはじめました。

この旅館の常連さんには、あの「ホンダ」の本田宗一郎さんもいたというから、お料理も美味しく、さぞ居心地の良い旅館だったのでしょうね。

そして、3代目・榮太郎さんはちょっと料理の世界から離れて、今や世界的なヘルメットのブランドであるSHOEI(昭和の榮太郎 からこの名に!)を生み出しました。

子どもの頃の4代目高生さんとお父さんが写る、当時の写真がお店に飾ってあります。見せていただきましたが、このロゴ!超有名ですよね(写真にちっちゃく写ってる旗?にあります)。

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↑嬉しそうに「この子どもは僕です」と、写真を見せてくださった4代目、鎌田さん

今でもこのブランドは世界的なブランドです(現在はこの会社は鎌田家を離れて人手に渡ったそうです)。なぜに3代目がヘルメットの会社を作ったのかというと、色を塗った鉄兜でオートバイに乗っていたホンダの2代目社長、川島さん(この人も旅館の常連客でした)の姿に魅せられたからだそうな。

ですが、このお洒落なお父様、完全に料理から離れていたわけではないと、鎌田さんは言います。

「実は、父親もビストロをやっていたんです。当時、うちのビルは地下と一階、二階が江戸銀で上がヘルメットの会社でした。ところが、バブルの時にビルがとられちゃって、割烹はお金がかかるからとビストロにしました。その店の名はビストロED0でした」

なるほど~。

そして、先代たちから受け継いだ和食の心意気と江戸前なうまさを活かして、今の
[E:shine]江戸前ビストロ EDOGIN[E:shine]
 ができたというわけです。

穏やかな笑顔でお話をしてくださった鎌田オーナー、ありがとうございます。

トマ子たち、まだお腹が空いているので次なるメニューへ。

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盛りのよいサラダを食べて、次はお肉じゃ。

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牛フィレ[E:taurus]ゴルゴンゾーラソース。皿から立ち上るゴルゴンゾーラの香り[E:heart04]想像よりもさっぱりして、付け合わせの葉野菜と一緒に食べるとまるでサラダです。これはビオンタに合います。

桜えびのペペロンチーノがきました。

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ゆでたてホカホカの湯気モウモウ。桜えびがパスタ全体によく絡んで、塩気もほどよく〆にはこれしかないと思うくらいにおすすめです。パスタが細いのがいいのよねぇ

また、デザートのメニューが美味しそうなんですってば。

メープルフレンチトーストアイスクリーム添え 

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とか

ホットアップルパイアイスクリーム添えなど。

見て感激、食べておいしさに唸ってしまったトマ子です。

このお店のお料理は、すべて美味しい。そして盛り付けも綺麗です。

最後に鎌田さんに

「いつか割烹を復活しようとは思いませんか?」

と聞くと「そうですね」と、優しく微笑まれました。

料理のジャンルが変わっても、こだわってきた味と素材の質、鮮度は今も昔も一緒。この先がまた楽しみなお店だと感じながら、お店を後にしました。

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