サントリーさんの企画で行った「俺の揚子江」、すっごく楽しいお店でした。今回は魚介に合うスペインのワイン、ビオンタの企画です。
やはりあれですね。
お酒業界は春から夏にかけてが広報の正念場ですかね。ビール、そしてワイン。冬よりもやっぱり冷やしたお酒が美味しいのは、春から夏にかけてだもんなぁ。
ということで、トマ子が出かけたのは東銀座の「俺の揚子江」。
四川料理と白ワインって、合うのかいな?
って最初に思っちゃったのが正直なところです(試してみる前は)。
四川料理はピリリと辛い山椒で有名ですけど、お料理は個性が強いからワインも個性が強いヤツじゃないと負けちゃうはず。
めっちゃ明るい店内には、お客さんでぎっしり。相変わらず「俺シリーズ」のお店は混み合っています。
それよりもなによりも、なぜか舞台があり、なぜか真っ赤なピアノがある。
へ?ライブがあるの?そうです。ライブがあるんですって。しかもこの日はフルートとピアノの正統派クラシックライブでした。
ライブ開始の前に、お腹を満たすことにした私たち。
オーダーの際に
「時間帯限定料理の魚介たっぷりな春巻き!これ、今の時間しか頼めません」
とせかされ、よくわからないけど食べてみることにしました。そして、もちろんビオンタも。
これが~、大当たり!
スモークサーモンやアボカド、イクラがたっぷり巻かれて、菊の花やパクチーも乗っているあたりがアジアン風。それにバジルソースをからめて食べると、「はぁあ~幸せ[E:heart02]」なおいしさです。
そして、ビオンタを飲む。うううううむ。これは、合う。前回酔っぱらってたせいか気付かなかったんだけんども、ビオンタって少しスパークリングっぽいのです。下にピリピリする微炭酸な飲み口。酸味もほどよい。
山椒枝豆も四川風の枝豆で面白かった。普通、枝豆って食べるとのんびりまったりする気分になるものですが、この枝豆は目が覚めます(笑)。ピリッとくるからね。
ここからは、お料理の色がほとんど同じ。色でわかるでしょ。見たままの辛さです~。
よだれ鶏はフワフワな鶏に、ばっちりと辛いソースを絡めて「四川ですからっ」と主張する声が聞こえてくるかのよう。
名物の麻婆豆腐はとてもとても山椒がきいております。華やかな山椒の香りは、正統派の四川料理の証。が、トマ子には辛すぎた。
ビオンタ、グビグビ飲んで緩和させます。
ここで、演奏が始まりました。
椿姫の「乾杯の歌」や、くるみわり人形の「花のワルツ」。
どれもよく知られている曲だからか、店内の人たちも楽しんでいる様子。
トマ子たちの席はステージの一番前のかぶりつきの席。やはり生の音楽は、迫力が違います。グランドピアノの音も良く、フルートも滑らかでうっとりする演奏。
お料理もどんどん出ます。黒酢の鳥は、甘くて食べやすい。黒酢に絡まった山芋もシャリシャリと、食べやすい。お子様にもおすすめです。
食べながら、音楽も楽しめてお得感があるお店ですねぇ。
アルゼンチンタンゴの「ヴェノスアイレス 冬」を聞きながら、ニラそばやチャーハンを食べる私たち。
そして、最後の曲はブラームスのハンガリー曲5番。誰もが知る華やかな民謡。しめくくりにふさわしいです。
ライブは30分ですけど、もっと長く感じる聞きごたえのある演奏でした。ピアノが素晴らしかった。
あ~楽しかった。
マンゴープリンも濃厚です。
エンターテイメントも楽しめるお店。
そうそう、ビオンタですけど四川料理にちっとも負けてなくて、相性抜群でしたよ。これは新しい発見。
個性の強い、たくましいビオンタに乾杯。