↑展示を見終えて疲れた人に嬉しい、ミュージアムカフェのハッピーアワー。
六本木で開催されている「黄金のファラオと大ピラミッド展」へ行ってきました。
招待券をいただいたので、3日までの期日に間に合うように元旦からGOですよ!
国立カイロ博物館から来た展示には細やかな解説がついていたし、ドキュメンタリー風の映像もよく編集されていて素晴らしく見応えのある展示でした。
次は愛媛県美術館に行くそうだから、愛媛の皆さんよかったら行ってみてね~。
そうそう、昔は奴隷がピラミッドをつくったと習いませんでしたか?
実は当時、奴隷はいなかったそうです。
ピラミッドをつくったのは農民、しかも、お給金の代わりにパンとビールたっぷりと与えられていたし、ピラミッドを作れば、自分たちも一緒に天国へ行くことができると信じられていたとか。決して、嫌々作っていたわけではなかったみたい。
エジプトに以前旅行した時、紀元前、あるいは紀元後初期のものがどうしてあれほどの保存状態で残っているのか、驚愕の思いで「死者の書」やピラミッドを眺めたトマ子です。
スフィンクスだって長いこと砂に埋もれていたから、しっかりと残っているんだろうなぁ。
王家の谷や国立カイロ博物館、ハトシェプスト女王の神殿、アブシンベル神殿、ギザの三大ピラミッドに古代のピラミッド・・・・・・どれもこれも圧倒されました。古代エジプトのファラオの権力は、桁違いです。
ツタンカーメンの黄金のマスクや棺は豪華さに目が眩むほどです。度肝を抜くような財力を目の当たりにしたのでした(これは今回の展示には来てません。というよりも国外に出せるような品物ではありませ~ん)。盗掘がなかったら、ツタンカーメン以外の王様の財宝だってザクザク見つかり、まさに金銀財宝の世界を垣間見ることができたはずです。
今の億万長者をもってしても、ファラオたちの財力には到底かないません。
などなど、エジプト旅行をフル回転で思い出させた展示でございました。
いやー、よくできた展示でした。展示をつくりあげていった学芸員さんたちの努力が分かります(一応学芸員資格持っているトマ子、ちょっと上から目線)。
あ、さて熱弁をふるってしまいましたが、
音声ガイドを手に2時間近くじっくりと展示を眺めたトマ子一同、みな一様に出口付近で腰の痛みと疲れを感じておりました。
内容が濃すぎる展示に、つい没頭しちゃった。
冷たいものが飲みたいな。
と、出口付近にあるのは、ミュージアムカフェ「ザ サン & ザ ムーン」。
よろよろと席につくと、お兄さんが「今ならハッピーアワータイムですので、おつまみと飲み物のセットがお得です」と教えてくれました。
では、トマ子はスパークリングワインとおつまみ、他の人はビールとおつまみをオーダーしましょう。
ポテトとか。
ドライトマトやサラミにオリーブ、チーズにイチジク、洋ナシのドライフルーツなど。
くつろぐことができました。
ホロニガ君はエジプトへ行ったことがないそうですので、今度また家族旅行で行こうと思っています。
ただ治安がねぇ。最近治安が悪いのよね。
展示が来てくれて、ある意味良かったかも!