↑ツアーでうかがったのは、9月初旬。来月ごろには葡萄も育ち、収穫を待つのみとなります。
「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール) 2015」で、サントリーの
「サントリー登美の丘ワイナリー メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ 2013」
が、ロゼワイン部門の最高賞と金賞をダブルで受賞[E:shine]しました!
おめでとうございます~[E:heart04]
また、サントリーホームページによりますと、他にも
「同 塩尻メルロ 2011」
「同 岩垂原メルロ 2012」
が金賞を受賞し、同時に銀賞6品、銅賞14品を受賞したそうです。すごいですね~。
と、ワイン通でもないトマ子がなんで知っているかというと、それは、
サントリーさんがこの受賞を記念して、登美の丘ワイナリー(飲み比べ)ツアー[E:wine]へ連れて行ってくれたからです~。
この日は、雨。
でも、電車に乗れるだけで鉄子はご機嫌です。あずさ15号、ちと薄汚れてます。
ワイナリーでの飲み比べのために胃に膜をはらないと。しっかり食べます。お寿司。
トレインカフェでコーヒー(つまり車内販売)。電車にゆられながら、お腹いっぱい。そして新聞を熟読。ん~いい時間だなぁ。
さて、ワインといえば日本では山梨県が有名。一方、その理由は意外に知られていません。
今回訪ねる登美の丘ワイナリーは甲府にありますが、甲府には、葡萄を育てるのに欠かせない大切な要素が3つ揃っています。
①葡萄には日照量が必要。甲府は全国でも1、2位を争う十分な日照量がある
②日照が長く、夜の温度が下がるエリアである。そのため味わいの成分が葡萄にたくわえられる。
③降水量が少ない。年間通して1100ミリ程度。
なるほどね~。
ついたど~。甲府です。
ここからみなさんと集合して、バスで登美の丘ワイナリーへ向かいます。甲府も雨でした。
ワイナリーへ着くと、雨はさらに強くなり・・・・・。誰だっ雨女or雨男はっ(私は晴女ですが、力及ばず、無念)。
晴れていると絶景だそうです。
ワインショップの横を抜けて、飲み比べの会場へ。
ずら~と並んだワインたち。
まず、登美の丘ワイナリー ワイナリー長の渡辺直樹さんからお話を聞き、DVDを拝見します。
日本の風土をいかにワインで表現するか。
「これが日本、これが登美の丘のワインだと、わかるワインを目指しています」と、渡辺さんはおっしゃっていました。
では、畑へ行ってみましょう。
標高600mにあるこの土地が表現されるべき味は何か?をいつも渡辺さんは考えているそうです。
結果、250ヘクタールを50か所に分け、土地に合う品種や適性を考えて育てています。水の影響を受けにくいところ(尾根)には赤系を植え、少し水の影響を受ける谷川には白系を植えています。
また、ワインに適した糖度の高い葡萄を作るには、水をあまり葡萄の木に吸わせないようにしなくてはなりません。葡萄の木の周りに草を生やし、草も水を吸うようにしました。また草の根は土を耕し、土を柔らかくしてくれます。
登美の丘ワイナリーの位置関係はこんな感じ。ここでは、赤60%(メルローやカベルネ・ソーヴィニヨン)、白40%(シャルドネ、リースリング、130年の歴史がある日本固有種の甲州)の比率で育てています。
まだ実は小さいけれど、ぎっしりついています。
食べてみてもいいですよ、と言われ一粒いただきました。
まだ小さいけれど、とっても甘い。しかし、渡辺さんいわく「ワインになる葡萄は、もっと甘くなくてはいけません。来月の収穫間近の時には、この葡萄ももっと甘くなるのですよ」。
この後、資料館を訪ね、ついに受賞ワインの飲み比べをします。
次回をお楽しみに~。
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