↑しっぽがちょっと出ているのが、海老巻。初めて食べたけど、おいしい。
昔は近所に住んでいたので、すぐに行けましたが引っ越して最近はとんとご無沙汰でした。
呑喜 の おでん。
豪華なおでんもいいし、小ぎれいな老舗もいいですけれど、トマ子は本郷の4代続くおでん屋さん 呑喜(のんき) が好きです。
高齢ですので、お元気かどうかドキドキしながら行くと、お元気でした。ほっとしました。
お二人とも結構なお歳です。
でも頑張って営業してらっしゃいます。
奥様は踵を骨折して、今はお店の隅に椅子を用意し、時々座りながらもお店を手伝っています。
しかしながら、
おでんの味は落ちていません。
おでんのつゆは、しょっぱすぎず、甘すぎず、変な食品添加物の匂いや味もしません。だから、おでんも美味しいのです。
右のお稲荷さんみたいなのが、トマ子が好きな ふくろ です。
ふくろ には、牛肉や白滝、トロトロの玉葱が入って、相変わらずのうまさ。
今時の流行りのおでんダネは入れず、大根もおいしい季節が来ないと入れない。こだわりがある、昔ながらの おでん屋さんです。
里芋も味がしみて、しっとり。
ガンモはかじると、じわっとおつゆが出てきます。絶品です。
たまごやすじ、つみれ、さつまあげ。
ビールから始まり、熱燗。
最後は茶めしとお新香をいただき、お茶で締めくくります。
美味しさはきちんと残しながら、古き良き時代も感じられる 呑喜 なのです。
ご近所のちびっ子とお母さんが来たときに、ご主人の子どもを見る嬉しそうな顔が印象的でした。
子どもが来たらゆで玉子を3個くらい大きなおでん鍋に入れていました。子どもは玉子が好きですもの。そして、即行、頼んでいましたw。お豆腐もおかわりしてたなぁ。
継ぐ人もいないようですので、お二人が元気なうちに、たくさんの人に本物のおでんを味わいに呑喜へ行ってほしいです。
うちもこれから一か月に一回は行こうかなと、相談しています。
これから、おでんが美味しい季節がやってきますよ!
呑喜 最寄り駅は東大前 営業時間は[月~土] 16:30~21:00 [日・祝] 15:00~20:30
現在は、平日でも8時半ぐらいには閉めるようです。