★北斗星に乗りたい!土下座(気分)で頼む
トマ子は、鉄子(鉄道好きな男の子 鉄っちゃん の女子バージョン)と言っても、それほど電車に詳しいわけでもなく、寝食を忘れるほどの鉄道好きというわけでない、半人前鉄子ではありますが・・・、
北斗星が廃止されるのを知って矢も楯もたまらず、年末年始18切符旅で大旅行の計画があったのに、家族に懇願(本気)して、
「年末年始旅行とは別に、北斗星を使って北海道へ行かせてくださいっっっ!!![E:crying]」
と、土下座しました(気分的に土下座)。
私は、子供のころから寝台車には何度も乗っていますが、なんと、お恥ずかしながら北斗星に乗車したことは一度もなかったのです。
元同僚のSさんは高校時代に鉄道研究会へ入っていたし、100回くらい北斗星にも乗っているそうで、それを聞いた時には、プロとアマ?の歴然とした差を見せつけられた感がございました(ちなみにトマ子の高校時代はサッカー部マネージャーだったよん)。
家族的には、「え~また旅行?」と若干渋い顔をされたものの「取れたら行ってもいい」というではありませんか[E:coldsweats02]。大散財になる覚悟で、トマ子の必至のチケットゲットの日々が始まりました。
★チケットをとるためにトマ子がしたこと
まず、トマ子が動き出したのは2014年の12月頭でしたから、すでに北斗星廃止のニュースが流れて、連日チケットが取れないという状態でした。
なので、
①ロイヤルスイートなど、超レアな部屋は狙わないこと。乗車優先。
②しかし、開放型寝台ではなく、2人用個室である デュエット には必ず乗りたい。個室以上を狙う。
③絶対に食堂車で食事をしたいので、食事券もゲットする
という条件を自分で決めました。
JRのチケットは、すべて1ヶ月前の10時から発売となります。
そして、北斗星のチケットは、売り出して数分で完売するほどの人気です。なので、一か月前のチケット売り出しよりもさらに前から、みんなは動いています。
なお、発売と同時(10時きっかり)に、申し込みのボタンを押してもらっても、全国のみどりの窓口やびゅうなどで一斉に押しているため、レイコンマ何秒の差で取れたり取れなかったりします。
運 と 係りの人の早押し にすべてがかかっているのです!
そして、一度は取れなかったものの、その後も調達するノウハウをネットなどで見つけて攻略し、執念[E:typhoon]で取りました~!!ばんざ~い![E:happy02]
しかも、びゅう経由で取ったから、レア商品として値段が吊り上がっている旅行会社のツアーの値段ではなくて、JRの正規の値段で乗れたのです。
やった~~!
ということで、トマ子の
行き 北斗星 B寝台デュエット(食事券とれた 北斗星御膳 和食)
中日 北海道 旭川泊
帰り カシオペア ツイン (食事券とれた フレンチ)
という、バッチリ旅行が始まったのでした~。
★アイドルか?と思ったら北斗星がいた
上野発の寝台北斗星に乗るために、荷物をガラガラひいて北斗星のホームに向かうと、人だかりが見えました。
ん?だれか芸能人でも来ているのか?と思ったら
北斗星[E:flair]でした。
全国から来ている北斗星ファン&鉄男たちが大集合。もう、アイドルなみですよ。
私たちは、乗り込むやいなや食堂車へダッシュ。数少ないシャワーチケットを買うために並びます。すでに、長蛇の列・・・・・。
お子様から大人までしっかり並んでいます。みんな、あちい。熱すぎるよ、北斗星への情熱がっ。
列車の外ではカメラ小僧たちが、相変わらずものすごいフラッシュで車体撮影しています。
私たちはシャワーカード(予約は朝しか残ってなかった)と
ここでしか買えない北斗星シャワーセットを無事に手に入れることができました[E:lovely]。タオルに北斗星って入ってるのよ~。
シャワーカードを買ったところで、電車は出発しました。ホームの鉄男さんたちやお子さんがみんな手を振っています。行ってきま~す[E:paper]
★車内探検の後は、グランシャリオでディナー
さて、のんびりしている暇はありません。
急いで自分たちの部屋に行き、荷物を置きます。B寝台のデュエット(個室二人用)です。
JR浴衣が渋い。可愛い。
次は車内を駆け足で探検です。みんな同じことを考えているため、たくさんの人とすれ違ったり、数珠つなぎのような列で、みんなが探検中(笑)。
でも、ほら、こんな綺麗な廊下だし、
ちなみに、開放型の寝台はこんな感じです。
うろちょろしている間に、もうご飯の時間!!急げ、食堂車グランシャリオへ。
なんと、一番のり~。
私たちは、今回 北斗星で和食にいたしました。
[E:mist]北斗星懐石御膳です~。すごく美味しかったです。お吸い物もついています。
ワインも頼みました。
寝台特急北斗星オリジナルラベルの赤 北海道産ツヴァイゲルト・レーベ
過ぎ去りし車窓の夜景を見ながらの食事は最高でした。レトロでクラシカルなグランシャリオ、素敵です。
ワインもゆっくり飲めたし、幸せいっぱい[E:heart04]北海道の名酒、男山もいただきました。
ふ~お腹が一杯になったところで、お部屋に帰りひとまず休憩。そして、大行列ができている車内販売に行き、お土産を物色。車内販売も売り切れ続出でした。
↑これ、買っちゃいました。昔は、この赤い車体の北斗星もあったそうです(厳密には北斗星を引っ張っていた方らしい)。お土産も買って、再度車内探検。
今度は、くつろぎスペース「半室ロビー」に行きました。
アイスが美味しそうでしたので、ここでのんびりソファーに座り、車内販売のまちむら農場アイスを食べました。
北海道とは言えば、サッポロクラシック。雪景色を見ながら、乾杯~。めいいっぱい楽しんで、この日はお部屋に帰り、寝ることにしました。
では、おやすなさい。
次回は、翌朝の北斗星をリポート!