天然プチトマ子

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夜行バスで出発、京都嵐山へ 年末年始18切符の旅①

今日は休日で思わずゴロゴロしちゃうので、お洗濯を待つ間に年末年始の18切符旅の様子を書いてみようと思います。

もう2月ですけどね(苦笑)。

しかも18切符を使うといって、夜行バス出発ですからね。ふふふ。

今回の18切符トリップは、東京発の深夜バスから始まりました。

池袋を夜中の12時ごろに出て、一路京都へ。夜行バスは久しぶりの乗車ですが、暖房が暑すぎて喉が異常に乾くし、ほとんど眠れなかったです。

京都への道中、積雪がある寒い場所も通ったので、暖房はガンガン効かせないといけなかったのかも。

年末でバスは満員だったのもあって、くつろぐっていう雰囲気からは程遠かったです。

しかし、18切符は5回までしか乗れませんからね。無駄にできません。東京から京都までは今回はバスです。

京都の駅前について同行者と「どうしようか」と考え(この旅、おおまかな部分以外はノープラン)、最近行ってない嵐山に行くことにいたしました。

トマ子、京都はもう数えきれないほど行ってますが、嵐山は2回目かなぁ。中学の修学旅行以来。

なつかし~。

はい、嵯峨野線に乗って出発です。

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着いたら、世界遺産天龍寺臨済宗)に行きます。師走の忙しさもなんのその。天龍寺にはまったりとゆったりとした空気が流れて、気持ち良い。

お庭を見ながら、ボ~っ。落ち着きますなぁ。

天龍寺公式ホームページによれば「足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれたのが天龍寺で、その目的は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339)に創建された」とあります。

歴史は古く、そのため何度も火災が発生し、さらに応仁の乱でも大きな被害を受けたそうです。

しかし、豊臣秀吉の寄進や、歴代の住持(住職など、寺の主僧)の尽力で復興を遂げました。ただし、今の天龍寺は当時の1/10の大きさだそうですよ。当時はさぞ壮観な光景だったことでしょう。

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ここで、しばし昼食に関してトラブルが!

トマ子は精進料理が好き。同行者は「うなぎを食べたい、だって最初から約束してたでしょ」と、天龍寺でなんと20分も議論。

トマ子「だから、私は精進料理を食べるから、あなたはうなぎを食べればいいでしょ。で、天龍寺の門の前で集合しようよ」

同行者(実はホロニガくん)「最初の予定と違うじゃん。あんなにうなぎを一緒に食べようって言っていたのに、どうしてそう気が変わるの?」

別にいいじゃん、気が変わったって。旅にはつきものさ。

ところがホロニガくんは一人では行きたくない様子。

ということで、どっちも食べることになった私たち

仕方あるまい。

まずは天龍寺内にある篩月(しげつ)

天龍寺直営の精進料理店です。

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障子から差し込むお昼の太陽で、身体はポカポカします。室内は暑いくらいでした。

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景色も美しく、これぞ日本の師走風景。

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深夜バスに揺られ、不眠状態の疲れた私を、滋味に富む料理が癒してくれました。

京都の精進料理の何が好きって、美しくて無駄がなくて研ぎ澄まされたところが好きなのです。京都に来たという実感がわくんですよねえ。

さて、次は廣川のうなぎといきますか。しぶしぶついていくトマ子。

そして長いこと並び、やっと入ったウナギ屋さん。

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わたくしはうな重(2900円)を。精進料理のあとなので、ほとんどお付き合いで頼んでます。

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ところが、

このうな重が、非常にうまい!

トマ子の今まで食べたうなぎの中の、3本指に入ります。

嵐山に行きましたら、ぜひ、どっちも食べてね(笑)。

うなぎ屋廣川

では、またね~。