おはようございます。
爽やかな話題ではないのですが、先日本を読んだときに「藁人形」についての記述があり、印象的だったのでブログに書いてみます。
栄養学者の川島四郎先生の著書を読んでいたら、西丸震哉さんがあとがきを書いている本がありました。
そこで、一冊西丸さんの本も読んでみたのですが、印象的だったのは「藁人形」のくだり。
この西丸さんは霊を見るタイプで、超常現象もすべて否定するタイプではありません。そこで、「呪いは本当にかかるのか?」を試そうと、藁人形を作って試してみたそうです。ターゲットは「この世にいてもいなくてもいいかなと思う人」に。
(私はすでにこのくだりで、非常な嫌悪感を持ちました。「いてもいなくてもいいかなと思う人」って、自分が言われてたら相当嫌な感じですよね。しかも実験材料。ま、トマ子の私見は置いておいて)
そして西丸さんは実験していくのですが、あの呪いの藁人形の儀式って、一日で終わるものではないのですね。トマ子もよく知らなかったけど数日かかるそうです。
西丸さんが実行すると、日を追うごとに呪いをかけた人の具合がどんどん悪くなっていったそうです[E:coldsweats02]。西丸さんは本人に毎回聞いてるのです。
「具合はどう?」と。
その呪いのターゲットになった方は、大きな病院で調べてもらってもどこも悪くないのに、とても具合が悪くなって、寝たきりのようになっていったそうです。
そして、最後の一撃(呪いをかける最後の日)のところで、西丸さんは危機感を感じ、止めたそうです。すると、その対象となった方も、どんどん快方に向かい、普通に戻ったとか。
そして、その体験談を西丸さんはある人(Aさんとしましょう)に語ります。
すると、そのAさんは
「最後までやらなくて、本当によかった。実は僕は呪いの藁人形をやったことがあるのです。そして、一通り儀式が終わった直後に、呪った相手は死んだのです」
と、言うではありませんか。
Aさん「ところが、呪いによって死ぬと、相手は誰が自分に呪いをかけたのかがわかるんです。そして、こんどはあちら側から呪いをかけられる。僕の場合は、生命ではなく、社会的に抹殺されました」
と、西丸さんに話します。命を取られるか、社会から抹殺されるか、または何らかの同じぐらいの呪いが相手からかかるみたいです。
Aさんは非常に優秀なビジネスマンで、飛ぶ鳥も落とす勢いだったのに、なぜか急に落ちぶれてしまい、『社会的に抹殺された状態』になったことは西丸さんも不思議に思っていたそうです。
この話が本当かどうか、はたまた呪いが返ってくるのが本当かどうか、トマ子はよくわかりません。
でも、今雑貨屋さんなどで藁人形が売られていたり、気に入らない人のことを「死ね」というなど、冗談とはいえない現象がありますよね。
人を呪わば穴二つ。
まさに、その通りでしょうね。
トマ子の実感として、世の中は繋がっているというのがあります。
やったことは返ってくることが多いと昔からいうしね。
このブログを読んでくださった方も、この話になんらかの縁があるのですから、今後、生きていく中で「殺したいほど憎らしい人」が出てきたときには、この話を思い出していただければと思います(それでも普通は呪いかけたりしないよね~ 笑)。
そのパワー、ほかにまわせばすごい原動力ですよ。幸せになるには、きっと人を思いやる気持ちが必要です。