三菱一号館美術館にて明日(9日)まで開催の
に、行ってきました。
私はルノアールの、あの生命力と温かさに満ちた、明るい色調の絵が昔から好きなのですが、梅原龍三郎を通して、今回はルノアールの心の広さや優しさ、絵に対する情熱などをたっぷりうかがい知ることができて、非常に面白い展覧会でした。
ルノアールは、生きている時にはなかなか才能を認められず、貧乏だった時代が長いのですがそれでも絵を描く喜びをいつでも持ち続けて、晩年まで傑作を描き続けた人です。
やはり、努力だけではなくて天才だったと思う。梅原さんがルノアールと交流したのは、ルノアールの晩年であり、たった4年ですが、ルノアールは日本から来た東洋人の梅原さんに対して、非常に誠実で、温かったのです。
やはり、それは梅原さんの才能を認めていたという点もさることながら、ルノアールの人間性ではないかと思います。
また、学芸員資格を一応持っているトマ子としては、美術館の人たちの開催に対する熱意や、丁寧さも感じられて、とても有意義でした。
カフェも素敵ですよ。
ぜひ、明日までですので、足をお運びくださいませ。