図書館では、子ども向けの本と大人向けの本を借りています。
どちらも自分が読む用です。
子ども向けの本は面白いだけでなく、時にハッとするような教えがあって
大人が読んでも為になることが多い。特に最初から「為になること」を全面的に押し出している本は、お説教くさいわりに中身が薄い。
反対に、
何気ない登場人物の会話や、展開になにか考えさせられるものがある時、良い本だなあと思います。
美談仕立ては、うそくさい。
勧善懲悪は好きだけど、美談仕立ての話はマユツバものが多いですよね。
子どもは非常に鋭い感性があって、嘘くささを大人よりも感じ取りやすいのです。
子どもに昔から人気がある本は、大人が読んでも面白い。題名に書いた佐藤さとるさんのコロボックル物語シリーズも、本当に存在しているかのようなリアリティがありますよね。