「春眠暁を覚えず」
というように、春の週末は寝坊しがちな私。単に寝るのが大好きっていう噂も。
この漢詩、気になったので調べてみました(ブリタニカ国際大百科参照)。
孟浩然(もうこうねん)さんという中国唐の詩人がつくった詩です。現在の湖北省の生まれ。
[生]永昌1(689)
[没]開元28(740)
科挙に及第できず,郷里の鹿門山に隠棲。 40歳のとき長安に出て張九齢,王維らに詩才を認められたが,仕官には失敗しまた郷里に戻った。
とのこと。
また、この詩には続きがあります。
春眠不覚暁
しゅんみんあかつきをおぼえず
処処聞啼鳥
しょしょていちょうをきく
夜来風雨声
やらいふううのこえ
花落知多少
はなおつることしんぬたしょうぞ
意味は以下のようなります(故事ことわざ辞典より)
春の夜は短く、また気候もよいので、つい寝過ごしてしまう。
鳥のさえずりが聞こえる。
昨晩は嵐の吹く音がしたが、
おそらく花がたくさん散ったことだろう
素敵な詩ですね。
は〜、よく寝た!