サントリーからのご招待で日比谷BAR WHISKY-SⅢへ行ってきました。
ここは「世界5大ウイスキーと自家製燻り惣菜を愉しめるお店」として、7月5日に華々しくオープンしました。美味しいウイスキーと燻製を楽しむことができるなんて、良いお店ができたものです。しかもここでは、100種類くらいのウイスキーを飲むことができます。
ここでいう5大ウイスキーとは、
カナディアンウイスキー
アメリカンウイスキー
ジャパニーズウイスキー
アイリッシュウイスキー
スコッチウイスキーです。
どのように違うか、ざっくり分けると、
大麦麦芽を使用しているのがアイリッシュウイスキーやスコッチウイスキー、ジャパニーズウイスキー。
それに対し、
ライ麦やとうもろこしが材料となっているのがアメリカンウイスキーやカナディアンウイスキーです。
それぞれ飲み比べてみましょう。
カナディアンウイスキーの[E:shine]カナディアンクラブ。色は薄めのゴールドで、軽い飲み口。癖がすくないため、ウィスキー初心者におすすめです。
ハイボールにするとさらに飲みやすい。
代表的なアメリカンウイスキーはバーボンとも呼ばれています。バーボンの定義は①アメリカで生産され、②原料穀類の51%以上がトウモロコシ、③アルコール度数80度以下で蒸留、④原酒には水以外のものを加えない、⑤内側を焦がした新しいホワイトオークの樽で熟成させたもの
と言われています。特に、ジム・ビームはアメリカはもとより世界中で古くから愛されるお酒です。
色はオレンジ色。飲むと鼻に抜ける時にキャラメルのような香りが本当にするんですよ。軽すぎず、重すぎず多くの人に愛されるのが納得できるバーボンです。
おや、おつまみが出てきました~。燻製おつまみ、美味しそう~。
チーズべったら、鰆の塩マリネ、アイスバイン。
プーティンポテト、紅茶鴨、塩麹グリル。
飲み比べをしながら、美味しいおつまみをパクリ。
さ、また飲み比べに戻りましょう。次はジャパニーズウイスキーです。今日は[E:shine]響が登場です。
世界と日本のウイスキーの違いがセミナーにて説明されました。一言でいえば、日本のウイスキー作りのキーワードは「多様さ」でしょうねぇ。
例えば、山崎蒸留所のポットスチル(初溜釜)は様々な形がありますし、サントリーの使う樽もミズナラ、シャリーバット、パンチョン、バーレルなどいろいろ。それぞれの特徴を活かして味わいの違いを創り出しているのです。
響は琥珀色が美しく、オレンジピールのような、ハチミツのような甘さが上品なウイスキーです。和食にも合う、さすが日本産ウイスキーです。
そして、4番目はアイリッシュウイスキーの[E:shine]カネマラ。トマ子は知らなかったこのお酒。1987年につくられた蒸留所のものです(新しいのね!)、スモーキーな落ち着いた味が特徴です。熟成年数が違う3つのモルトをブレンドしているのですって。
さ、5番目は大御所スコッチウイスキーです。アイラ、ハイランド、ローランド、スペイサイドと、地域によって代表的なウイスキーがあります。その中でも個性の強い[E:shine]ラフロイグが登場です。
これを呑んだあとは、他のウイスキーが「まだまだ青いぜ。ふっ」って思うほど?、独特で風味が強いんです!(個人の感想です)。
長く続く余韻に、バナナのような香り。キラキラ光る黄金色。アイラモルトの王者としても有名です。
この日、トマ子が体験した5つのウイスキーは、お店で世界5大ウイスキー・フライト 980円 として体験できます。まるでフライトをするように、世界のウイスキーを味わう。粋な名前ですねぇ。
ちなみに、ほかにもいろんなフライトが可能です。
チェンジマイライフフライトは、いかがでしょうか。
人生をも変えるフライトとは何かなと思ったら、今までにないウイスキーだからということでした。
知多 ・・・今までにないグレーンウィスキー
アルバータ ・・・シェリー酒+バーボン(1%弱だけ何を入れてもOKというカナダだけの法律にもとづいてつくられた珍しいウィスキー)
ジム・ビーム デビルズカット ・・・熟成中に樽から蒸発した分は、天使が飲んだといわれてエンジェルズカットと呼ばれています。その反対に、樽に残った澱のようなものを抽出して作られたのがデビルズカット。
燻製海老カツサンドも登場して、段々とお腹かいっぱいになってきました。燻製臭素晴らしい一品でした。
そして、女子人気が高くなりそうなフルーツハイボールなるものが登場!!
メーカーズマークで作ったハイボールに、季節のフルーツボールを合わせています。この日はマンゴーとグレープフルーツのフルーツボールが入っていました。噛むとプリッと甘~い。きゃっきゃっと楽しみながら、みんなでフルーツボールをすくい味わいながら飲みました。
季節が変わるとフルーツボールも変わるそうです。それも楽しみですね。
世界のウィスキー、燻製ワールドを堪能した夜でした。
日比谷BAR WHISKY-SⅢ また行こう。