↑トマトのコンプレッションはクレッセント時代からのスペシャリテ。美味しいだけでなく、美しい。食感の面白さも味わえます。
数カ月前になりますが、家族でお祝いご飯を食べようと選んだのが、駒込のル・リュタン磯谷でした。シェフはクレッセントで腕を振るっていた、あの磯谷さんです。
磯谷さんの名前を冠していないル・リュタンだった頃の前のシェフの時も美味しかったのですが、磯谷シェフの料理は本当に綺麗で隅々まで計算されていました。さすが。
短角牛のコンソメスープから始まったコース。
窓の外を見ると、クレッセントの看板が。シェフの矜持が感じられました。
ヤリイカとマコタモダケのソテー ピスタチオソース。
桜鱒のトロンソン 2種の調理法で。
和牛肉のロースト マスタードソース。
オプションで付けた子羊のミニカレー。一口サイズ。これ、食べた方がいいです。小さいのに濃厚なうまみのカレーでした。
デザートはブラッドオレンジのコンポートとサバラン。素晴らしく美味な一皿でした。
食後のお飲み物はコーヒーにしました。
ミニャルディーズも嬉しいボリューム。
うちの親が、とても美味しかったと喜んでいました。楽しく美味しい会になりました。ありがとうございました。
家から近いし、また行くつもり。最後にシェフが出てきてお見送りをしてくださいました。その姿勢に、またまたさすがと思った次第です。
これは私の経験からの見方ですが、料亭でもレストランでもお客さんを見送りにご主人や料理長、シェフが出てくる店は良い店が多い。作った料理をどんな人が食べたのか?また足を運んでくれそうか。それはたぶん、料理人の基本姿勢なのかもしれません。ものづくりの原点を見る思いでした。
★Le Lutin 磯谷 (ルリュタン) - 駒込/フレンチ | 食べログ