↑友達の結婚式にさした、お気に入りの簪。房を取って、シンプルに髪につけることもできます。
先日、浴衣と一緒に簪(かんざし)も出したので記念撮影してみました。
私は小さい頃から簪が大好き。
実家には七五三の時につけた簪が、今も残っています。
当時美容院に持って行った一番華やかな簪は、美容師さんが「ちょっと幼い」といって、つけることがありませんでした。舞妓さんがつけるような華やかな簪でした。
でも房がついた七五三でよく見る定番の簪などはつけてもらい、複雑で素敵な髪型に他の髪飾りをバランスよく盛って(笑)もらって本人は大満足。
お姫様気分[E:shine]でシャナリシャナリと神社へ向かったものです。
今度機会があったら、その当時の簪をブログで紹介しますね~。
成人式は振袖でしたが、髪飾りは派手ではなく、大した簪はつけませんでした。
結婚式では、夫の祖母(すでに故人ですので、私はお会いしてません)が嫁入り時につけてきた、鼈甲(べっこう)の見事な鶴の細工の櫛(くし)と簪をお借りしました。
打掛の華やかさに負けない素晴らしい櫛と簪。
「ああ、この家に嫁ぐのだな」と、しみじみ感じたものです。今では作ることができないのでは?と思うほど、繊細な細工です。
さて、私が持っている大人用の?簪を紹介します。数は多くありません。
京都に行くたびに少しずつ買い足して、大事に使っています。
これは、白い布に銀の細工ですので夏によくさします。
この赤い簪は京都でも本物の芸妓さんしか行かない、はっきり言ってすごく居心地がわるい(笑)お店で買いました。
というのも、「簪が買いたい」とタクシーのおじさんに言ったら、観光客向けではないお店に連れていってくれたためです。お店のおばさんが「あなた、観光客なのになんでここに来たの?」って感じでした。比較的お手頃な簪を買いました。
これは、簪という髪飾り。一応載せておきますね。
冒頭の簪は、有名な祇園のお店。舞妓さんがさしているような簪が置いてあります。でも、どっちかというと観光客向けかな~。
以上、コレクションとは呼べないほどの数ですが、夏の名残がまだある9月に急いでアップした簪たちでした。
ではね~。