↑人生初ドリアン
アーユルヴェーダ旅の続きです。
ヨガが前日より難易度をグッと上げていました!ひ~。メンバー(宿泊客)の様子を見ながら先生が調整しているのかな~。おかげでいい汗もかきました。
前回書くのを忘れていましたが、朝ごはん時には最初にフルーツジュースが出ます。
内容は日替わりで、初日はパッションフルーツだったかな。二日目はスイカのジュースでした。結構塩も入っていて、甘じょっぱい。
朝食メニューは、生のココナッツを削った甘いカレーやじゃがいものカレー、玉葱のピリ辛サンバル、赤米と白米を粉にしてかためたもの、トマ子の大好きな緑豆、蒸しパン、フルーツにミルクティという内容。
見た目も美しく、量もたっぷり。毎食シェフが工夫しながら作っているのが分かります。
しかし、香辛料でやっぱり胃が若干重い。
食事内容については、人によって食べられないものもあるでしょうし、困った際には元締め(私たちが勝手につけたあだ名)のサラットさんに相談するといいようです。長期滞在で来ていた一人は、ミルクティが飲めないと言ったらジンジャーティに変更されていました。
私は、初めて行った宿泊施設で相談できるのを知らずに、結局4日間香辛料たっぷりのものを食べて、胃をやられちゃいました。もっと早く知っていれば、香辛料少なくしてもらったんだけどなぁ。
そうそう、この日は元締めが採り立てのドリアンを持ってきてくれたの~。宿泊客が「食べたことがない」と言ったら、元締めが好意で採ってきてくれたようです。
彼曰く
「スリランカでも、街で売っているドリアンは熟す前に採って売るからおいしくない。今日持ってきたドリアンは、このあたりの山村の木に成り、熟したものを採ってきたから美味しいんだよ!臭くないはず」
とのこと。
トマ子は、初めて食べるドリアンにドキドキしましたけど、言われたようにそれほど臭いもきつくなく、アボカドのようなクリームチーズのようななめらかさと優しい甘さで美味しくいただきました。
スリランカでさえも売っているものは今一つだということは、日本に来ているのはもっと臭いもきついのでしょう(買ったことないけど、みんなが臭いがすごいっていうし)。
最高の状態のドリアンを今回食べたといえるから、今後はもう日本で食べないようにしよう!と心に誓ったのでした(笑)。
滋養強壮にいいそうです~。
食べ物といえば、朝のドクターの問診時に私はピッタ体質だから、パイナップルやトマトを食べてもっと水を飲めと言われたの。また、唇の乾燥にはギーかバターを塗るといいよともアドバイスされた。
ふむ。
自分では冷え性だと思っていたから、「パイナップルやトマトは身体が冷えちゃうからいけないのでは?」とドクターに聞くと、「いえ、あなたはピッタだから身体を冷やさなくちゃいけないのよ」と言われたんだよねぇ。そうなのかなぁ。自分が思っている(感じている)体質と、少し違うのかしら。
私は冷え性だと思うけど・・・・・とは、ドクターに伝えました。疑問があったら、どんどんドクターに聞くといいです。ドクターもまだ若くて、修業の身(と、自分で言ってました。まだ脈から病気が分かるまではいかないから、もっと頑張らねばと言ってた。正直な人でした)だからね、話しやすいです。でも、ちゃんと脈から体調の変化や体質は分かるようですよ~。
午前中のトリートメントは、全身裏表を温かいハーブボールで上から下から何回もペタペタと軽くたたき、その後、数種類のハーブがブレンドされたハーバルバスに入ります。
温度はぬるいのに、身体が段々にあたたかくなって不思議でした。
ランチはカリカリスナック、インゲンのような味がする野菜のカレー、キュウリのカレー、酸味のある葉物と生ココナッツを削ったサンバル、ライス。
この日のランチに出たデザートのヨーグルトがフワフワですごく美味しかった。これにナツメの香りがするはちみつがたっぷりかかっています。
さてさて、たくさん食べて少しは動かなくちゃと、庭をのんびりと散策して、部屋へ。
カメレオン?らしき、とかげもおりました。
本を読んだり、庭のリスや鳥をボーっと眺めていたら、午後のトリートメント時間になりました。
意外と忙しい毎日。
午後のトリートメントは、目の周りに壁をつくってそこにオイル入れ、指示にそって目を開けたり閉じたりしました。また、念願のフェイシャルも!
まずはちみつでマッサージし、その後スクラブでピーリング。最後にキュウリパックで完了です。すごく気持ちよかった。
使うオイルやパック、ハーブは体質によって変わるため、他の人はキュウリではなかったみたい。
そして、15時半ごろにレストランに行き、この日帰国する人たちとお茶をしました。
この日はバナナ(バナナは採れたてだからいつも美味しかった)、カトレットゥと呼ばれるサバが入ったスパイシーなおやつのコロッケ(これは私のお気に入りになりました!コロッケ大好き)、クレープ、ジンジャークッキーにミルクティ。豪華なおやつに驚きです。
シェフ、偉いなぁ。おやつやご飯、デザートは日替わりですから、とっても楽しみでした。
その後、ドクターが庭にあるハーブを教えてくれるというので、16時に集合して何人かでハーブ社会科見学。これはアーユルヴェーダのメニューにはなく、ドクターの好意で実施されたものです。
施術に使用するハーブは、庭から採取しているとのこと。
一見雑草に見えても実は効能があるハーブが数多くあり、驚きました。ドクターが一つ一つ何に効くか、どの料理に入っているかを教えてくれます。
朝に入ったハーバルバスに入れてあったのは、コレよとも。また実際に葉をちぎって「味見してご覧」と言われて嚙んでみたり(苦いものや、甘い葉などいろいろ)、鈴なりになっているスターフルーツの食べごろの実をもいでくれたりと、役にたって興味深い説明でした。
夜は先発で帰国した方たちの席がなくなり寂しいので、残ったメンバーみんなでテーブルを寄せて食べました。
夕飯はワンプレートご飯とスープ。
サバが出ていました。スリランカでもサバはよく食べる魚です。
その後、Tさんが泊まっている部屋が特別室のアンティークルームだというので、みんなで遊びに行きました。透かし彫りになっている欄間や、家具が貴重だそうです。
キャンディのフェアトレードのお店で買ったとランチョンマットも見せていただき、とっても素敵なのでトマ子も翌日キャンディへ行こうと決意。お土産も買いたいしな~。
アーユルヴェーダ薬局や、紅茶屋さんも面白そう。
みんなで田んぼ際の道を歩いて、星空を眺めながらそれぞれの部屋へ戻りました。
星が日本で見るより大きかったな~。この日も濃い一日でした。