天然プチトマ子

毎日のんびり、ほっこり過ごそう

シロダーラで脱力 スリランカでアーユルヴェーダ ①

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↑毎朝出た食後のフルーツ。日本でも毎日食べたいよう~

スリランカへ一人旅することになったトマ子。
以前より興味があったアーユルヴェーダを受けに行きました。

アーユルヴェーダとはインドの伝統的医学のこと。Wikipediaによりますと、サンスクリット語の「アーユス」(寿命、生命などを意味する)と「ヴェーダ」(知識を意味する)の複合語だそうです。

楽しみなり~。

ハーブオイルを使っての施術が有名ですが、単なるエステにあらず。

コンディションによって食事を整え、必要があれば投薬し、適した環境をつくり、心身ともにバランスが取れた状態にして病気を予防するという大がかりなもの。

ですから、一泊や二泊よりも本来はアーユルヴェーダ施設に6泊以上、できれば2週間くらい滞在するのが望ましいとも言われています。

でも、トマ子は4泊6日。できるところからコツコツと ってな感じで、行ってまいりました。

一人残されて不安顔のホロニガくんに送られて、結構な雨の中、スーツケースをガラガラさせながらのんびりと出発です。

成田は空いていました。

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早く到着したのでゲートへ向かう通路のマッサージチェアへチャリンと200円を入れて全身をもみほぐす。

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う~気持ちいいねえ。まだまだ時間があるから、カフェに寄り飛行機見ながらポテトチップスとビールのハーフ&ハーフを頼みました。

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飛行機眺めながら飲むお酒はおいしい~!

そして、ゲートに着いても暇なのでお店を覗くと、北海道版小豆キットカットを見つけので、食べてみようと購入。

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飛行機に搭乗し、小豆キットカットやウェルカムドリンクの白ワインを飲んで、映画「サンドリヨン」(シンデレラのフランス語読み)を見て旅気分満喫。ま、小豆キットカットは、まさに小豆味で微妙でしたけどね~。

客室乗務員は、サリーを着ていますがインドとはちょっと違うサリーでした。

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そして、機内マナーのビデオもなかなか味があり、面白かったです。

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機内食は、最初のミールが重かったので、

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2回目は「ベジタリアンメニューで」とお願いしたら、焼きそばでした。今度からベジメニューにしよ。

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軽くて美味しい。

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空港に着くと、仏像がお出迎え。

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搭乗時間は9時間。長かったが、スリランカに着いてからもさらに4時間近く車に揺れられて、やっとアーユルヴェーダの施設 アーユピヤサに到着です。

夜の11時。真っ暗な中、カエルたちの合唱が響きわたる、まさしく山の中。そしてそして、虫がたくさん部屋にも出ます!虫よけや虫さされの薬は絶対に必要です。

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この日は興奮してあんまり眠れなかったんだなぁ。

思えば遠くにきたもんだと思いました。

さて、

アーユピヤサは1日のメニューが決まっています。

流れとしては、

朝粥→ヨガ→朝食→アーユルヴェーダトリートメント→昼食→午後の軽いトリートメント→夜ご飯

もし、観光をしたいならば、午後のトリートメントをハーフトリートメントもしくはキャンセルして午後から出かけることが可能です。

1日目は5時30分に起きて、ハーブのお粥をカップ一杯食べ、

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6時30分からは朝のヨガへ行きました。

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ヨガは簡単そうに見えるポーズでも意外ときっついものもありました。トマ子は、以前インド大使館でちょっぴりヨガに通っていたのですが、その時と同じ、最初はオウンチャンティングの低いア~という声出しから始まります。なつかし~。

あんまり寝てないので、頭がボーっとしていたけど、次は朝ごはん。

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すごいボリューム!一人分でこんなにあって、しかも香辛料たっぷり。野菜どっさり。

野菜はこのアーユルヴェーダ施設の周りでとれたものを使っているそうですよ。

赤米と白米で作ったお米のそうめん、ココナッツの甘めのじゃが芋と玉葱のカレー、チキンのカレー、サンバル、小麦粉のパンケーキ。

みんなが元締めwと呼んでいた、サラットさんいわく、お米にカレーやらサンバルやら具を乗せて、混ぜて食べると美味しいらしい。

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まだ、朝ごはんの時は少し暗いので、写真も暗くなってしまいました・・・・・。

で、実際にやってみると、一つ一つで食べるよりも混ぜ混ぜした方が確かに美味しいのです。

そして、朝はフルーツがたっぷりでます(冒頭の写真ね)。重ねていいますが、これが一人分です!美味しい~。

リスたちが木に登ったり下りたりして駆け回っているのを見ながらご飯を食べてるいると、

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アーユルヴェーダのドクターたちがやってきて、各自の問診やトリートメントの時間を教えてくれます。

私は初日でしたので、9時30分から診察。

ドクターの3本の指、人差し指、中指、薬指は、それぞれヴァータ、カパ、ピッタの3つの脈をみるそうです。調和がとれているとベストですが、誰しもどれかが強いのだそうです。

私は、ピッタ性質らしい。

ドクターが診る前に、自分でも身体の状態を用紙に書き込む(選択式 日本語あり)のですが、私はそこでもあきらかにピッタ性質でした。

トリートメントの前に、その日のコンディションによってお薬も出されます。

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トマ子は、この日は黒いハーブの丸薬と甘い液体の薬が処方されました。

そして、いよいよトリートメント。

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朝のトリートメントは、念願のシロダーラ!!あの、額にずーっと細くオイルを垂らす、あれですよあれ!!!!

やりたかったんだよねぇ。日本でやるとバカ高い!!スリランカの本場のトリートメントが受けられるなんて、トマ子ウッキウキです。

で、どうだったかというと、シロダーラは脱力系でした。

額にオイルを垂らし始めたとき、いろんなことを考えていたんですけど、すぐに脱力し頭はからっぽになりました。オイルが垂れる感じがですね、赤ちゃんのあたたかくて柔らかい指でなでられているような感覚なんです。

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温かいオイルが入ったボールを施術の女の子が動かして、額の左右にかけてくれます。ただ一点に流しっぱなしではないのです。

そして、その後スチームバスに入ります。木の大きな宝箱みたいなスチームバスは、スイッチが入るとハーブの香りが広がって不思議な感じ。

熱すぎないか聞きに来てくれるので、ちょっとでも異変を感じたら、すぐにスタッフに言うといいですよ。

朝のトリートメントが終わり12時10分になったので、髪にはタオルを巻き(シロダーラだから、髪の毛はオイルまみれ)、布のワンピースを着せてもらって急いでお昼ご飯へ。

トリートメントのあとはすぐにシャワーを浴びず、オイルが浸透してから流すように言われます。この日は13時にシャワーを浴びてねと指示されました。

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お昼は白米と赤米、3種のカレー(ココナッツミルクベースのが2種類、その他が1種類)、サンバル2種(一つはすっぱくて美味)、揚げたおせんべいのようなもの、デザートはナツメのような香りがするはちみつがかかった、クスクスのプディングでした。

おせんべいみたいなカリッカリのやつが、すっごく美味しくて止まりませんでした!

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ご飯を食べて、シャワーを浴びてゆっくり庭を散歩したりして過ごします。面白い植物や花が咲いています。

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のどかな風景。そしてよく見ると畑や田んぼなのです。

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スターフルーツが食べ放題!

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ふしぎな感じのお花。

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平屋タイプの客室。トマ子はコテージ風の階段を上がっていくタイプでした。

さ、午後のトリートメントへ。

朝と同じ黒い丸薬と液体薬を飲むようにいわれて、それからトリートメント開始。午後のマッサージは1時間。

首と肩を少しマッサージして、暖かいハーブボール(布の中にハーブが入っていて、蒸されている。症状によって中身のハーブが変わるそうです)でペタペタと身体をたたき、全身3往復していました。その後ハーブの湿布をされて放置され、時間がきたら終了。

部屋にもどって本を読んだり、軽く体を動かした後、18時前にレストランへ行くとスタッフの男の子が「ミルクティどうですか?」と勧めてくれて、先に来ていた人たちとジンジャークッキーとミルクティでお茶とおしゃべりを楽しみました。

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アーユピヤサでは16時くらいにレストランへ行くと、ミルクティといろんなおやつを出してくれるので宿泊した方は、ぜひお茶をしに行ってくださいね。

この日は、「夕飯前にスタッフが仏像前に集まってお祈りするので、よかったら参加しないか?」と声をかけられたので、お祈りに参加しました。

スリランカの人たちは、働き者で真面目で信仰心が厚く、親日家の方が多いです。

インドとは違うねとスリランカ人のスタッフに言ったら「全然違う!(一緒にしてくれるな的ニュアンス)」と返事が返ってきました。

夕飯を食べて、長い一日が、やっと終わり。

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夜のレストランは、虫の声が聞こえて心が落ち着きます。夕飯は少な目です。

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そして、この日は爆睡いたしました~。

トマ子は一人で行きましたが、他にも一人旅をしている女子がたくさんいて、全然寂しくなかったです。また、この施設は日本人とスリランカ人の共同経営ですので、日本人旅行客が100%、女子率も100%なので気楽でいいですよ~。

さてさて、次回からは食事とトリートメントを中心に書きたいと思います~。でも、一人旅だから施術しているシーンはないのです~。すみませ~ん。

ではまたね~。

アーユルヴェーダ施設 アーユピヤサ