天然プチトマ子

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熱い一夜 WILD TURKEYマスターディスティラーナイト ジミー・ラッセル氏来日

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マスターディスティラーと聞いて、ピンとくる人は相当なバーボン通です。

3月4日に六本木TGIフライデーズにて開催された「ワイルドターキーマスターディスティラーナイト」は、まさにその マスターディスティラー(蒸留所責任者)の夜 と名付けるのにふさわしいイベントでした。

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なんと、はるばるアメリカからワイルドターキー蒸溜所責任者、ジミー・ラッセさんが来日したのです。

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ターキーファンなら、絶対に参加したいイベント。幸運にもトマ子は参加でき、ターキーファンの皆様と共に楽しませていただきました。会場の盛り上がりはすごかった~。

ご高齢な上に多忙なジミーさんがわざわざ来日した理由は、3月10日から全国で数量限定発売された バーボンウイスキー 「ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー」にあります。

1954年からワイルドターキーをつくり続けたジミーさんが、めでたく勤続60周年を迎えた記念に発売されたのです~。

第一線で60年ですよ。赤ちゃんが生まれて60年経ったら定年ですよ。つまり、ジミーさん80歳前後ってわけでしょ。すごいよなぁ。

その期間造り続けている情熱はいかなるものか・・・・。ワイルドターキーのぶれない骨太なうまさの一面を見た気がしました。

ところで、ワイルドターキーとは野性の七面鳥っていう意味ですよね。

これはかつての蒸留所オーナー、トーマス・マッカーシー七面鳥狩りに持参したとっておきのバーボンが仲間内でこのように呼ばれたことから、1942年に名付けられたそうです。

そして、その12年後にジミーさんは入社。以来、コツコツと働き、勤労とその才能によってマスターディスティラーになっていくのです。

2000年にはジミー・ラッセル入社45周年記念ラッセル・リザーブがリリース、

2004年にも勤続50年として数量限定でワイルドターキー トリビュート15年が発売されています。

ジミーさんなくしてはワイルドターキーは語れないっていうわけです。

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こだわりはたくさんありますが、まず遺伝子組み換えをしていないライ麦を使用しています。また蒸留時のアルコールは62~63度。アルコール度数を低くして、穀類の味わいをじっくりと出しています。

そして、樽には一番強い焼きを入れて「アリゲータースキン」という状態にし、ホワイトオークにバニラのような香りを出しているのです。

最後に息子さんのエディさんと1つ1つ味を見て樽詰めしているそうです。

さ、ここでも飲み比べの時間がやってまいりました。

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①アルコール度数40.5%のターキー

②日本だけで発売されたワイルドターキー8年。度数は50.5%

③日本だけで発売の13年もの

④オーストラリア、アメリカ、日本のみの発売となったダイヤモンドアニバーサリー。13年と16年のブレンドです。

③はなめらかな後味と、琥珀色が印象的。④はキャラメルとバニラの香りに加えてフルーティさもありました。

カクテルショーあり、ビッフェありで終始にぎやか。

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会場では様々なターキーを飲み、くつろぐ中で、お客さんからの質問にジミーさんが丁寧に答えていました。

中でも「ジミーさんにとってワイルドターキーを造ることはどんな意味があるのですか?」

という問いに

「(仕事だとはあまり意識してなく)毎日の出勤が楽しみ。これを仕事(義務)と感じるなら、それは定年退職する日だろう。だって1日中飲んでられる仕事は他にないんだから」

とニコニコ笑って答えていたのが印象的だったなぁ。お茶目なラッセルおじいちゃん。

ターキーを本当に愛していて、大切につくっている気持ちが、ひしひしと伝わってきました。

その後、クイズに答えてラッセルさんのサイン入りのお酒がもらえたり、一緒に撮影する人の列ができたりと、会場はターキーファンの熱気でムンムンでした。

こういう人が蒸留所責任者ならばこそ、ワイルドターキーは大らかで懐が深くて大地にどっしりと根付いている味が出せるのではないかと思いました。

ジミーさんに会えて、本当に良かった。いつまでもお元気で勤続70周年記念、きっと出してね~。

サントリー 公式ホームページ ワイルドターキーページ