小泉先生とは、発酵学者の小泉武夫先生のことです!
私は小泉先生の、本気でこれからの日本を良くしていこうと考えているその姿勢(食育、日本の農業、福島の復興、発酵を生かしたゴミの処理、捕鯨のことなど)が好きです。
お話が面白いだけの先生ではありません。
もっと政治家が小泉先生の話に耳を傾けていたらなぁ。
先日も、小泉先生の講演に行ってまいりました。会場は、満席で立ち見が出るほど。
講演のテーマは、福島の復興や放射能、農業についてだったのですが、小泉先生はそれも踏まえながら様々な日本の問題についてお話されていました。
たとえば日本では、農地なのに作物を作らずに放置されている土地面積は埼玉県と同じくらい!!しかも、就農家の平均年齢は68歳(あれ、65歳だったけ。うろ覚え)だとか。
日本の農業、どうなっちゃうんだろうと不安になりますよね。
「食糧は武器」だという話も、私は納得。
先進国で、食糧自給率が低いのは日本だけですよ。この話、前にもトマ子はブログ書いてます。
先進国の他国はみんな80~120%ぐらいですので、戦争が起きて鎖国したって自国だけで食べていけるのです(食糧についてはね)。
なので戦争が起きた場合、食糧を他の国に要求したところで、断られるのが関の山。すると食糧が自国で賄えない日本では死活問題になるのですね。
そういった意味で、食糧=武器。武器と同じくらいの需要な切り札となるってことです。
そして、増え続けるゴミ問題。
発酵の力で、微生物たちに生ごみを食べてもらって、土に還そうという試みを小泉先生はしています。
有言実行の先生なのです。
トマ子も、もっとみなさんのために役立つことを書いて、日本をもっとよくしたいなぁと大きな夢を膨らませた講演でした。いや、本当に頑張るで私。
講演の終わりには、奇跡的に酵母が生き残って復活した磐城寿がふるまわれました。このお酒を飲んで、元気をもらった気がいたします。うまかった。お酒のおつまみも用意されていて、1500円でとっても得した講演会でした。
小泉先生にまた会いたいな。