天然プチトマ子

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ショクダイオオコンニャク開花 今なら間に合う?!急げっ小石川植物園へ

話題のショクダイオオコンニャクが開花!

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世界一大きな花(本当は花ではなく花序です)が、地元の小石川植物園で咲いたのですから見に行かない手はありません。今朝、早起きしました。

ま、早起きと言っても6時です。

朝、6時40分くらいに着くと、すでに人人人~でした。

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行列がずらっと出来ています。坂の上まで並んでる~。5時くらいから並んだ人もいると聞きました。トマ子Toma_はまだ気合が足りませんね。

この植物園は東大の持ち物ですので、「東京大学」の腕章をつけた人が「最後尾」という看板を持って歩いていました。

この看板、文字の上の方に紙が貼ってあります。

風で揺れたときに紙がめくれて見えたのは「学生」という部分。つまり「学生最後尾」の 学生 部分だけを紙で貼って使っていたのです。受験用の看板をフル活用なのでした(笑)。

警察も早朝から出動です。ご苦労様です。

7時から入園開始です。

今日は、いつものお菓子屋さん前の自販機でチケット買うのではなく、ひとまず植物園の中に入れて急設のチケット売り場で買わせる方法をとっていました(イメージは、帰省時期のJRの臨時切符売り場)。

植物園の中は木陰も多く、風も通って待つ人には快適。チケットをすでに持っている人は中に入るとまっすぐにショクダイオオコンニャクへ向かえますが、ない人は中でもチケットを買うために並びます。でも、とってもスムーズ

さ、チケットも買って向かいます。

小石川植物園のテントが張ってある下に、世界最大の花(序)があるのです。

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そして、ここでも行列でした。

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昨日までの混雑でいろいろと小石川植物園も学んだのでしょう、ロープもきっちり張ってあるし、スタッフも誘導作業に慣れた様子でした。ディズニーランドみたいな雰囲気です。私たちはだいたい500人目くらいの入場者。

そして、これがスマトラとボルネオにしか生息しない植物、ショクダイオオコンニャクです~。

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で、でかいっ。「なんでこんなに大きい必要があるのか?」、「古代の植物みたいだなぁ。恐竜が生きていた時代にありそうなサイズだ」とか感想はいろいろ(トマ子の頭の中)。

開花は基本的に2日です。

勘違いしている人もいるようですが、食虫植物ではありません。

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植物園の説明によれば、まず、「死体が腐ったような腐敗臭」がして、死肉を食べているシデムシの仲間をひきつけて、筒部に落ち込ませ、逃げ出せなくします。約一日後に雄花から花粉が放出され、開花が終わると、閉じ込められた虫は花粉をつけて飛び出し、他の花序へと受粉するという仕組みなのです。

しかし、なんと大きなことでしょう。開いたところがみたかったなぁ。臭いはしませんでした。花びら?が閉じていましたので、臭わなかったようです。

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帰りは、久し振りに園内を散策して帰りました。楽しかった。

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は~、緑が清々しいざます。

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様々な植物が植えられています。

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小石川植物園の前身は、1722年に貧しい人を治療するために創られた小石川養生所黒澤明監督の「赤ひげ」でも有名ですね。療養所当時の井戸もありました。

夏らしいお花も。

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お土産は小石川植物園で育てた柚子や梅、山桃を使用したのど飴。300円。

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出来立てホヤホヤレポート、いかがだったでしょうか。

ショクダイオオコンニャクのおかげで充実した一日のはじまりを迎えました。ありがとう!ショクダイちゃん(笑)。いつか、本場(スマトラとかボルネオ)でみたいものです。

そういえば、ボルネオではジャンアントアントという3センチくらいの蟻に合ったトマ子Toma_(行った当時、ショクダイオオコンニャクの存在を知らなかったから、見に行かなかった[E:bearing])。

なんでもでかいなっ、熱帯は!